競馬でどうすれば勝てる？負けない予想方法を徹底解説！

こんにちは、HPC総支配人の若山幸一郎です。

今回は「競馬でどうすれば勝てるか」についてご紹介します。

競馬予想をしているにもかかわらず、なかなか的中できずに「勝てない」と悩んでいる方が多いかもしれません。

そういった方は、自分がなぜ勝てないのかその理由を正確に把握できていない可能性があります。

また、競馬で勝つためには馬の能力や過去の成績などの基礎知識を習得することも重要です。

勝てない理由を明確にし、予想のコツを把握することで勝率を向上させることができます。

そこで今回は「競馬でどうすれば勝てるか」についてご紹介！

勝ってる人の買い方や勝つ人の特徴・方法まで徹底解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

競馬で勝つとは？

競馬に限らず、ギャンブル全般に言えることですが、勝つとは「投資額よりも払戻額が多くなること」を指します。

例えば、競馬場に1万円を持ち込んで、最終的に2万円になれば勝ちと言えるでしょう。

勝つことは、必ずしも資金が増えることを意味するわけではありません。

競馬では、当たることは「予想した通りの着順になること」を指します。

そのため、購入したレースの結果が予想通りであれば当たりとなりますが、資金の増減とは直接的な関係はありません。

競馬においては、全レースで完璧な的中を目指す方法や、少数のレースで高配当を狙う方法など、様々な戦略があります。

どの戦略が正しいかは個人によって異なります。

皆さんは自身のスタイルや好みに合った戦略を選び、勝利を目指すことが重要です。

そもそも競馬は勝ちづらい

競馬の配当金は、私たちが馬券を購入する際に支払った「馬券代」を使って支払われています。

しかし、全ての馬券代が配当金として還元されるわけではありません。

一部の馬券代は「控除」として運営側が確保し、残りが配当金として還元されます。

控除の割合は競馬場や投票所によって異なりますが、一般的には馬券代の30%前後。

残りの70%前後が配当金として配布されます。

つまり、競馬も公営競技であり運営側が一定の収益を得るシステムとなっているということです。

このシステムにより、勝つことは容易ではありません。

競馬で勝つためには、緻密な戦略を立てて臨む必要があります。

さらに、一定の配当金を受け取る場合には「確定申告」を行い税金を支払う必要があるのです。

競馬の配当金も一時所得として扱われ、一定の金額を超えると所得が発生し確定申告が求められます。

競馬の配当金に関わる税金の発生も、競馬で勝ちづらい理由の一つと言えるでしょう。

競馬で勝てないのは負けている人と同じことをしている

競馬で勝てない理由は、一言で言えば「負けている人と同じような買い方をしているから」です。

実際、競馬を楽しんでいる人の多くはトータルで収支がマイナスであると言われています。

周りの競馬仲間を見渡してみても、プラス収支を達成している人はほとんどいないでしょう。

実は、競馬で勝つためには、負けている人たちと同じような買い方を避ける必要があるのです。

大多数の競馬ファンが行っているような馬券の買い方を続ければ、ほぼ確実に負ける結果となります。

競馬で勝つためには「負けている人の馬券の買い方」を徹底的に分析し、それとは異なる戦略を見つけることが重要です。

競馬で負ける人の特徴

競馬の馬券を勝っている人の大多数が負けています。

先述の通り、競馬は売り上げから控除という名目であらかじめ収益を確保するシステム。

そのため、勝ちづらい仕組みになっています。

さらに一定以上の配当金を得ると確定申告をして所得税を支払わなければならないという条件も。

なので、勝ちたいと思っている人にとっては厳しい状況です。

この厳しい条件の中で勝つための方法を見つけるために、まずは負けている方に共通する買い方を分析していくことが重要と言えます。

• 大穴狙いをしている
• レース選びに時間をかけていない
• 情報収集が不足している
• 競馬場の特徴を把握していない
• ノリで勝負している

これらは、競馬で負けている方に共通する5つの特徴です。

自分や周りの競馬仲間がこれらの買い方をしていないか検証してみてください。

おそらく共通点に気づくことでしょう。

大穴狙いをしている

競馬で負けている方の買い方の共通点は、大穴狙いをしているということです。

競馬の場合、100倍以上の配当を狙うことが多くの人にとっての目標。

それは、大きな配当金を手にすることで一気に収益を上げて余裕ができるからです。

しかし、大穴狙いの買い方では当たることが難しく、多くの外れ馬券を買うことになります。

万馬券を的中させれば一攫千金のチャンスもありますが、その前に何度も負けてしまう可能性が高くなるでしょう。

大穴狙いの買い方を続けることは、競馬で負け続ける結果に繋がると言えます。

レース選びに時間をかけていない

競馬で負けている方の2つ目共通点は、レース選びに適切な時間をかけていないことです。

競馬は毎週複数の競馬場で数々のレースが行われ、1日でいくつもの機会があります。

そのため、どのレースに注力するかを選ぶことが非常に重要です。

適切なレースを選ぶことで的中の確率が上がると言われています。

各レースは異なる競馬場で行われ、出走馬や条件がばらばら。

したがって、予想の難易度もレースごとに変わります。

誤ったレース選びをして、難易度の高いレースにのみ注目していれば、当然ながら的中することは難しいでしょう。

情報収集が不足している

競馬で負けている方の共通点として挙げられる3つ目は「予想のための情報収集が不足している」ということです。

レース選びが正しかったとしても、そのレースに関する情報を充分に収集しなければ的確な予想をすることは難しいです。

一部の人は出走表だけを見て判断する傾向があるかもしれません。

ですが、競馬界では現在、出走表以外にも情報を提供する手段が存在します。

例えば、各競走馬や騎手は個別のサイトやSNSのアカウントを所有しており積極的に情報を発信。

そこには自分が車券を購入しようと考えているレースに関する重要な情報が含まれているかもしれません。

また、Twitterなどでは多くの競馬予想家がレース予想を配信しており、これらも十分な参考資料となります。

情報は過剰になりがちですが、情報収集を怠っている人が競馬で成功するのは難しいと言えるでしょう。

そのため、適切な情報収集を行い、それをもとに的確な予想をすることが重要なのです。

競馬場の特徴を把握していない

競馬で負けている方は「競馬場の特徴」を把握していない可能性もあるでしょう。

全国各地に存在する競馬場はそれぞれ固有の特徴があります。

場所によってコースの形状はもちろん、地形や気候条件も異なるのです。

これら競馬場の特徴を把握しなければ、同じ出走馬であっても競馬場ごとに有利になる馬は異なってきます。

競馬場の特徴を理解せずに予想や車券の購入を行うと勝つことは難しいでしょう。

したがって、競馬で成功するためには、自分が車券を購入しようとしている競馬場の特徴を把握することが重要です。

競馬場のコースや条件に関する情報を収集し、それを予想や戦略に活かす必要があります。

ノリで勝負している

この記事を読んでいるみなさんは競馬をノリで勝負していませんか？

例えば、前のレースで負けてしまったときに「負けたまま終わるのは嫌だ」と急いで別のレースの馬券を買ってしまったりすることです。

このようなノリだけでの買い方は、競馬を含む公営競技の負ける方に共通する「負けパターン」と言えます。

予定外の馬券購入は、短期的な欲求や焦りに基づく行動です。

その場の感情に流されずに馬券を購入する場合でも、十分な検討や計画が行われていないため的中確率は低くなります。

負けを取り戻そうと急いで行動することは、結果として損失を増やすことにつながるだけ。

配当金を得たとしても同じようなノリで購入したりすると手に入れた利益を失う可能性が高くなります。

したがって、競馬で成功するためには冷静な判断と計画性が重要です。

その場の感情や興奮に流されずに、計画的かつ理性的な馬券購入を心掛ける必要があります。

負けを取り戻すよりも、長期的な視点で的中の確率を高めるために努力することが、勝利への道となるのです。

競馬で勝てるようになるための予想方法

当たり前ですが、競馬で勝つには予想が不可欠。

むやみやたらに勝負していては、いつのまにか負けている人と同じことをしてしまうこともあるでしょう。

そのようなことになる前に、勝つための予想方法を理解することが必要不可欠。

競馬で勝っている人が実践している予想方法・買い方は以下の4つ。

• データ収集や分析をする
• 競馬新聞を参考にする
• パドックで馬の適性や調子をみる
• サインを読む

それぞれについて詳しくご紹介します。

データ収集や分析をする

競馬で勝つためには、競走馬やレースに関するデータを集めて予想する方法が最も一般的です。

競走馬に関するデータは非常に多岐にわたります。

例をいくつかあげると以下の通り。

• 過去の実績
• 該当競馬場での成績
• 血統
• 調教
• 馬体重

これらの情報は予想に役立つ可能性があります。

さらに、競馬場ごとにそれぞれ特性があり、内枠に入った馬が好成績を収めるコースや、直線が短く逃げ切りが多いコースなども存在。

多くの情報を読み解くことで、より勝利へと近づける予想方法と言えるでしょう。

競馬新聞を参考にする

競馬で勝てるようになるには、競馬新聞やスポーツ新聞は重要な情報源と言えるでしょう。

これらのメディアでは、競馬のプロである「トラックマン」と呼ばれる競馬専門の記者が活躍し、自身の予想を披露しています。

トラックマンは、美浦や栗東の競走馬トレーニングセンターで取材を行い、独自の情報源を持っていて注目されているのです。

また、新聞の出馬表には有力馬を示す予想印（◎〇▲など）が記載。

ひと目で分かりやすく参考にしやすい重要な情報と言えるでしょう。

実際に、これらの予想や予想印は昔から利用されており、今でも参考にする方は多く存在しています。

競馬新聞やスポーツ新聞は、それぞれの情報を合わせて予想を公開。

普段では手にすることが出来ない情報を見ることができるので、貴重な情報源の1つです。

パドックで馬の適性や調子をみる

競走馬は、芝やダートに向いたタイプ、長距離や短距離に優れたタイプなど様々なタイプに分類されます。

これらのタイプの違いは馬体にも反映され「胴が長いので長距離向き」といったような評価がされるのです。

また、競走馬は常に最高の状態でレースに臨むわけではありません。

馬の調子や調教の進捗状況など、コンディションも馬体、毛艶、歩様などに現れると言われています。

こうした情報を確認できる場所として、レース前に出走馬が周回するパドックが存在。

ここで各馬の馬体や歩様などを観察し、予想の役に立てることで人々は「パドック派」と呼ばれています。

サインを読む

出馬表や競馬関係の出版物には、勝ち馬を暗示するサインが存在するというオカルト的な考え方があります。

一部の人々は、現実の出来事と競馬の結果が密接に関連していると信じ、その考えに基づいて予想を行っているのです。

「〇〇〇ウィナーという馬名の2頭に挟まれた5番が注目される」

「今日はプロ野球選手が競馬場に来るから背番号と同じ馬番が勝利するのではないか」

といった具体的なサインを強引に解釈し、それを馬券に結び付けようとします。

また「今日はやたら金という文字が目に入るから金に紐づく名前の馬にしよう」といったように、何らかの象徴的な要素を取り入れて予想を行っている方も存在するのです。

競馬で勝てるようになるには基礎となるポイントを押さえる

競馬で勝つためには、基礎となる以下のポイントを知っておくことが大切です。

• 馬の成績
• タイム
• 距離・コース適性
• 血統
• 選手の実力
• 厩舎の成績
• 調教
• ローテーション
• 馬体重と負担重量
• レース傾向
• 馬場状態
• 脚質・展開・枠順

それは「血統がなにか」を知るだけではなく「血統がこうだからこうなる」という風に一歩先の予想をすることがポイントです。

上記の内容を押さえておくだけでも勝率を上げることができます。

競馬でどうすれば勝てるか悩んでいる方はぜひチェックしてください。

馬の成績

競走馬の過去の成績は、競馬予想において非常に重要な情報です。

特に最近の3戦の結果は、その馬の力量や調子を判断する上で重要な要素となります。

例えば、最近の3戦で3着・2着・2着という好走を続けている馬は、その安定感と実力を示しているということ。

一方、連続して10着以下に敗れている馬は、調子が上がらず成績が振るわない状態である可能性が高いです。

これを考えると、競馬予想においては好走を続けている馬の方が有力視されるのは当然のことと言えるでしょう。

なぜなら、最近の成績が良い馬は、調教やコンディション管理がしっかりしている可能性が高く、勝利への意欲や競争心も高いことが予想されます。

一方、連続して低い順位に終わっている馬は、調子や状態が悪く、競争力に欠ける可能性があるので注意しましょう。

タイム

競馬においては、全てのレースで競走馬の走破タイムが計測されています。

この走破タイムは、競馬予想にとって非常に重要な検討材料です。

例えば、同じ距離のレースである馬が1200メートルを1分7秒を記録した場合と、常に1分9秒台のタイムしか記録できない馬とを比較して考えてみましょう。

一般的には、1分7秒というタイムを記録した馬が有力視される傾向があります。

なぜなら、速い走破タイムはその馬のスピードや持久力の高さを示す証拠。

競走馬の走破タイムは、その馬のパフォーマンスや能力を客観的に評価するための指標として用いられます。

従って、優れたタイムを持つ馬はそのレースで優勝や上位入賞する可能性が高いと考えられるでしょう。

一方、1分9秒台のタイムしか記録できない馬はスピードや持久力に課題を抱えている可能性があります。

走破タイムが遅いということは、他の競走馬と比較してパフォーマンスが劣る証拠。

競馬では、タイムの差がわずかな場合でも、勝利を争うためにはその差をカバーする必要があります。

したがって、1分9秒台のタイムしか記録できない馬は競争力が低いと考えられることがあります。

距離・コース適性

中央競馬では、芝・ダート・障害という異なるタイプのレースが開催されています。

距離も1,000mから最長で3,600mメートルまで様々。

これらの要素は、競馬予想のために必要不可欠なデータとなります。

競走馬が芝に向いているのか、ダートに向いているのか、そしてどの距離が得意なのかなど、それぞれの要素を考慮することが重要です。

中央競馬は全国に10か所の競馬場があり、その中で東京・新潟・中京の3つの競馬場は左回りでレースが行われます。

一方、残りの7つの競馬場は右回りです。

さらに、競馬場ごとにコースの特徴にも違いがあります。

例えば、1周の距離・コーナーの形状・直線の長さ・コースの幅・起伏・芝の種類など。

これら競馬場ごとの要素は、競走馬のコース適性を左右する重要な情報となります。

競走馬の中には左回りが得意な馬や、小回りの競馬場が苦手な馬、直線の長いコースで力を発揮する馬などが存在。

これらの個々の特性を把握し、競馬場やコースの特徴と照らし合わせることで、競走馬のパフォーマンスをより正確に予測することが可能に。

競馬予想においては、走破タイムや成績だけでなく、芝向き・ダート向き・コース適性といった要素も総合的に考慮する必要があります。

これらのデータと情報を的確に分析し、競馬の結果を予測することが競馬予想の鍵と言えるでしょう。

血統

競走馬の能力は、その血統の影響を強く受けると言われています。

血統によって、単純に「この種牡馬の子だったら成績が良い」というだけでなく、様々な要素を推測することが可能です。

血統情報を分析することで、競走馬の距離適性・芝やダート向きか・根性といった個性を推測することができます。

血統は、競走馬の遺伝子情報や家系の歴史を反映。

種牡馬や繁殖牝馬の実績や能力は、その子孫に遺伝的に伝えられる可能性があります。

したがって、特定の種牡馬から出た子供たちは、その父親の持つ優れた遺伝子を受け継いでおり競走能力が高い可能性があるのです。

騎手の実力

競馬においては、騎手の技量が競走結果に大きな影響を与えることがしばしばあります。

騎手の能力を評価する際には、単に勝率や連対率だけでなく、様々な要素を考慮しなければいけません。

例えば、今回のレースと同じコースでの成績や騎手と競走馬との相性などが重要な材料となります。

騎手の手腕は、競馬の展開や戦術に大きく関与。

上手な騎手は、レース中の状況を正確に読み取り、適切な騎乗技術を駆使して馬を最適なポジションに持っていくことができます。

また、経験豊富な騎手は、競馬場やコースの特徴を熟知しており、それに応じた戦略を立てることができるのです。

従って、騎手の能力は単なる統計データだけでなく、実際のレースでの経験や知識・技術に基づいて評価するようにしましょう。

厩舎の成績

競馬予想において、厩舎の存在も予想において重要な要素となります。

調教師の近走の成績や、得意とする競馬場や季節、また休み明けの馬をどのような仕上がりにするかなど、考慮すべき要素は数多く存在。

さらに、競馬新聞に掲載される「厩舎コメント」は、調教師や厩務員が出走馬について語るものであり、これから予想を立てる上で非常に有効となります。

このコメントから調教師の自信の程度や馬の調子レースでの作戦などを読み取ることができるのです。

調教師は競走馬の管理・調教を担当し、その馬の調子や仕上がりに直接的な影響を与えます。

近走の成績は、調教師の手腕や調教方法の評価に直結。

良い成績を収めた調教師は、競走馬を最適な状態に仕上げる能力を持っている可能性が高く、その厩舎から出走する馬に対しても期待が高まります。

調教

美浦や栗東といった調教センターでは、競走馬のトレーニングや管理が専門的に行われています。

ここでの調教は、馬の体力やパフォーマンス向上を目指して行われているのです。

調教師や調教助手が馬の状態を見極め、適切なトレーニングメニューや調教プログラムを組み立てます。

調教における走りっぷりは、馬のフットワークや脚力・スピード・持久力などを評価する上で重要。

優れた走りっぷりを見せる馬は、素早い反応力やバネのある動きを示し、競走においても優位に立つ可能性が高くなります。

また、調教タイムも予想において重要な情報となります。

調教タイムは、馬のパフォーマンスや調子を客観的に評価する指標の1つです。

通常、タイムが速いほど馬のスピードや調教の効果が高いことを示しています。

ただし、調教タイムだけに注目するのではなく、馬のコンディションや目的に応じた調教メニューが適切に行われているかも考慮する必要があるでしょう。

ローテーション

競走馬の出走ローテーションは、競馬予想において重要なファクターとなります。

どのような間隔やステップで本レースに臨むのか、馬の調子がどうか、久々の出走でも能力を発揮できるのかなどを考慮しなければいけません。

競走馬は個体差があり、それぞれの馬に最適な調整やレース間隔が求められます。

馬の体調や調子は日々変動するため、最新の情報や調教結果を的確に把握することも重要です。

適切な休養やトレーニングを経て最適なコンディションに仕上げられた馬は、競走での成績向上の可能性が高くなります。

情報収集やデータ分析を通じて、競走馬のローテーションを理解し的確な予想を行うようにしましょう。

馬体重と負担重量

競走馬の体重は、その調子や成長度を示すバロメーターとなります。

馬の体重が前回よりも大幅に増加している場合、成長の証拠なのか、調教不足による「重め残り」なのかを判断する必要があるでしょう。

逆に、馬体重が減少している場合は、オーバートレーニングが原因なのか、競馬場への輸送による消耗なのか、仕上げられた証拠なのかを考える必要があります。

馬体重の変動は、その馬が能力を発揮できるかどうかを推察するための重要な材料です。

また、競馬では、競走馬が背負う負担重量（騎手の体重に加えて馬具や重りの重量を含む合計）がレースごとや馬ごとに細かく決められています。

一般的には、54kgから57kgの範囲。

ですが、軽量な負担重量50kg以下や58kg以上のレースにも出走することがあります。

負担重量の差はレース結果に影響を及ぼし、しばしば「1kgの差は1馬身の差になる」と言われているのです。

レース傾向

2009年から2018年までの10年間において、有馬記念と天皇賞（春）という2つのレースを比較すると興味深い傾向が見られます。

有馬記念では、1番人気の馬が5回の勝利を挙げ、さらに2着3回・3着1回という非常に優れた成績を記録。

一方で、天皇賞（春）では1番人気の馬が1回の勝利と2着1回にとどまり、残りの8回は4着以下に敗れています。

このように、両レースにおいて極端な傾向が見られるため、予想を立てる際にはそれに合わせてアプローチを変える必要があるでしょう。

馬場状態

競馬において、芝・ダートコースの馬場コンディションは天候によって大きく変動します。

芝コースでは、晴れて乾燥した良馬場の場合、タイムが速くなる傾向に。

一方、雨で湿った重馬場や不良馬場では、馬により力強い走りやパワーが求められることになります。

ダートコースでは打って変わって、芝とは真逆の傾向が見られているのです。

乾燥した良馬場では、馬にパワーが要求されますが雨で湿った馬場では「脚ぬきがいい」と表現され、速いタイムが出やすくなります。

馬場状態によって得意とする馬が異なるため、良馬場が得意な馬や重馬場や不良馬場が得意な馬など競走馬の得意不得意に注目する必要があるでしょう。

脚質・展開・枠順

競走馬は様々な脚質を持っており、それぞれがレースを進める中で得意なスタイルを発揮します。

逃げ馬はレースを先頭で進め、スローペースを作り出して最後まで粘る傾向に。

先行馬は逃げ馬に続いて流れに乗りたいと考え、中団でチャンスを伺う差し馬は逃げ馬や先行馬の後方でレースを進め、直線での逆転を狙います。

また、追い込み馬は後方に待機し直線で一気に差し切ること狙っているのです。

逃げ馬が1頭しかいないレースでは、その馬がスローペースを作り出して最後まで粘ります。

逆に、逃げ馬が多いレースでは、ハイペースになり前半に力を温存する差し馬や追い込み馬が有利です。

さらに枠順も重要な要素となります。

内枠に入った馬は先手を取りやすく、ロスなくレースを進めることができますが、馬群の中に閉じ込められるリスクも。

一方、外枠に入った馬は馬群の外を回ることになりやすいですが、様子を観察しながらレースを進めるなどのメリットもあります。

これらの脚質・出走馬・枠順・展開などは競馬予想において重要な役割。

過去のデータや統計、競馬関係者のコメントなどを活用しながら、競走馬の特性や状況を総合的に分析し的確な予想を行ってください。

競馬でどうすれば勝てるのまとめ

今回は「競馬でどうすれば勝てるのか」についてご紹介しました。

競馬でどうすれば勝てるのか悩んでいる方は、まず勝てない原因を見つけることが重要です。

自身の予想方法やアプローチに問題があるのか、情報の収集や分析の手法が不十分なのかを見極めましょう。

競馬においては基本的な知識を持つことが大切です。

競走馬や騎手、調教師の情報を把握し、競馬場やレースの特徴を覚えることが予想に役立ちます。

情報収集は欠かせませんので、データや統計を活用し競馬の予想方法を研究しましょう。

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